浅草の西側には何があるの?
浅草の西側にはどんなイメージがあるでしょうか?
昭和の下町感があって、食べ歩きができる場所のようなイメージでしょうか?
実は、浅草の西側には、食べ歩きはもちろん多いですが、お笑いの街でもあります。
運が良ければ知っている芸人さんに会いやすい場所としても有名です。
今回は、そんな浅草の西側にある食べ歩きスポットと観光スポットをご紹介していきます。
浅草の他のエリアを知りたい方はこちらからご覧ください。
浅草メンチ
まずは、食べ歩きで大人気の浅草メンチです。
浅草寺から伝法院通りに入るとすぐのところに浅草メンチがあります。
平日でも結構並んでいて、売り切れてしまうことも多くあります。
外側はサクサクで中はジューシーで満足させてくれます。
結構ヘビーなので二人で行ったときは、二人で1つでもいいかもしれません。
安心や(台湾唐揚げ)
次は、浅草メンチの向かい側にある、安心やの台湾唐揚げです。
顔よりも大きい唐揚げで、かなりでかいので映えること間違いなしです。
また、台湾で食べたことがあるのですが、台湾のものと変わらない美味しさでした。
かなりボリューミーなので二人で1つといきたいところですが、大体の人が一人1個持っているので買っちゃうでしょう。
浅草公会堂
次は、浅草公会堂についてのご紹介です。
浅草公会堂では、歌舞伎などの文化的行事が行われる場所となっています。
公会堂の前に、手型がたくさん並べられていて、初代は美空ひばりさんで、多くの有名人の手形があります。
芸能人好きな人であればこの人は実はこんなにも手が小さかったのかとびっくりすることでしょう。
毎年手型が増えていっているので、今年は誰が増えたのかを毎年確認しにいってもいいですね。
捕鯨船(くじら屋)
次は、捕鯨船(くじら屋)についてのご紹介です。
くじら屋は、食べ歩きではないので観光スポットとして紹介します。
お店の前には多くの有名人とのツーショットが飾られていて、中でもビートたけしさんがよく通ったお店として知られています。
ところで、あなたは「浅草キッド」という曲を聞いたことがあるでしょうか?
「お前と会った仲見世の煮込みしかない鯨屋で」という台詞があるのですが、その鯨屋がこの捕鯨船のことなんです。
くじら屋の店主もコメディアンとして活躍していた時期があり、かなり気さくな方でお店の近くであるとクジラ缶をプレゼントしてくれたりします。
また、鯨は「ゲイ」と読むので、「鯨(ゲイ)を食って芸を磨け」と若手お笑い芸人は売れるために通うみたいです。
浅草六区(ろっく)
次は、浅草六区のご紹介です。
上記の捕鯨船はこの六区の中にあります。
浅草六区は、浅草を7つに分けたうちの6番目の区という意味です。
大人気の鬼滅の刃のシーンもこの付近です。
六区はエンターテイメントの街として賑わっており、昭和時代は日本で初めての映画館が建設されるなど多くの人で溢れかえっていました。
ホッピー通り
次は、ホッピー通りのご紹介です。
ホッピーとは、ビールに似た清涼飲料水のことをいいます。
昭和では、ビールが高くてなかなか買えなかったことから、その代替品としてホッピーが飲まれてきました。
ホッピーの種類は白と黒があり、白はライトで飲みやすく、黒は少しコクがある大人な味わいです。
また、現在でもホッピー人気は強く、ホッピー通りのお店で気軽に飲むことができます。
低カロリーでプリン体が少ないのも人気の一つですね。
平日の夜や週末になると多くの人で賑わっているので、空いているお店を探すのも難しいかもしれませんが、声かけてくれるので安心して付いていってください。
花やしき
次は、花やしきのご紹介です。
花やしきは日本で一番初めにできたローラーコースターがある遊園地で、街の中にある遊園地として賑わっています。
マンガのこち亀にも多く登場してくることでなんとなく知ってる人も多いのではないでしょうか?
遊園地なのに花やしきという名前に違和感を感じた人は勘が鋭いです。
元々は、植物園として開業し、その後トラの5つ子の赤ちゃんや白いライオンなどを入れた動植物園になり、それから遊園地に移り変わっていったため、当時の植物園の名前をそのまま引き継いでいるのです。
現在ももちろん開業しており、大人1,000円、小人500円で入園できます。
豆知識
遊園地などにある、「大人」「中人」「小人」ですが、読み方はご存じでしょうか?
特に、大人のことを「おとな」と呼んでいる方多いと思います。
実は、大人は「だいにん」と呼び、中人は「ちゅうにん」、小人は「しょうにん」と呼びます。
花やしきに行った際にはうざくならない程度に雑学披露してあげてください。
浅草演芸ホール
次は、浅草演芸ホールのご紹介です。
一日中落語や漫才などが行われている場所で、笑いに飢えている方にはかなりおすすめです。
笑点のメンバーも落語を行うことがあるので、有名人に会いたい方はぜひ行ってみてください。
また、外の木札には黒色で書かれた名前と赤色で書かれた名前があります。
黒色は落語家の名前を表していて、目が見えなくても耳だけで楽しむことができるということを表しています。
反対に、赤色は漫才やコント、マジックなどのイロモノと呼ばれる人で、黒色に色がついたことでイロモノ(色もの)と呼ばれるようになりました。
六文銭
最後に六文銭(ろくもんせん)のご紹介です。
食べ歩きではないですが、六文銭のもんじゃ焼きは絶品です。
大人気なのが「カマンベールチーズもんじゃ」で、カマンベールチーズが丸ごと入っています。
個人的におすすめなのは、「牛すじもんじゃ」です。
浅草といえばもんじゃ焼きというイメージが強いと思うので、ぜひ行ってみてください。
また、向かい側にはもんじゃコロッケのお店があるので、もんじゃコロッケは食べ歩きで体験してみてください。
まとめ
今回は、お笑いと食べ歩きの場所である浅草の西側エリアをご紹介してきました。
上記で紹介したところ以外にも多くの食べ歩きできるお店があるので、気になったら寄ってみてください。
また、お笑いのためだけに浅草に遊びに来ることもおすすめです。
特に、浅草演芸ホールでは、一日いられるので楽しんでいってください。
西側エリアは滞在時間はそれほど長くならないことが多いので、他の場所とあわせて回ってみてください!