浅草から西に行ったかっぱ橋道具街の辺りには何があるの?
今回は、浅草の西側に位置する、かっぱ橋道具街周辺の観光スポットをご紹介していきます。
調理器具を買いに来ることが多い、かっぱ橋道具街ですが、それ以外にも観光できるスポットがいくつかあります。
今回は、浅草と上野の間に位置する、田原町(たわらまち)と稲荷町(いなりちょう)の観光スポットをご紹介していきます。
浅草の他のエリアを知りたい方はこちらからご覧ください。
かっぱ橋道具街
まずは、一番の目玉であるかっぱ橋道具街からのご紹介です。
かっぱ橋の名前の由来には2つの説があります。
一つ目が、天気の良い日に雨ガッパを外で並べて干していたからという説です。
二つ目が、妖怪の河童が隅田川の洪水を守るための工事を夜な夜な手伝っていたからという説です。
どちらも定かではありませんが、一つだけ言えるのが、かっぱ橋道具街には妖怪の河童の絵が描かれています。
調理器具や業務用も容器などが売られているので、飲食店関係の方は困ったときにはいくと良いでしょう。
東本願寺
次は、東本願寺についてのご案内です。
京都にある東本願寺と浅草にあるものがあります。
東本願寺と西本願寺というものがあり、東本願寺では浄土真宗の真宗大谷派で、西本願寺は浄土真宗本願寺派と宗派が異なります。
お参りの際の作法の違いなどもあり、西と東に分かれています。
街の中にかなりダイナミックに建っているのでぜひ行ってみてください。
下谷神社
次は、下谷神社のご紹介です。
浅草から上野に向かって歩いていると左手に大きな鳥居が見えます。
ここが下谷神社の大鳥居です。
また、下谷神社は都内で最も古いお稲荷様です。
ご利益としては、「商売繁盛」と「家内安全」のご利益があると言われています。
上野駅からでもいきやすいのでぜひ行ってみてください。
豆知識
ここで一つ豆知識です。
上野や浅草は台東区という区に属しています。
また、下谷という名前や入谷という名前の地域が近くにあります。
この地名の由来ですが、台東区は、上野台の東側にあたることから「台東」という名前がつけられました。
また、下谷や入谷は、その上野台の谷に当たる場所の下で「下谷」、上野台の谷に入る場所で「入谷」という名前が付けられています。
台東区の地名に限らず、東京は歴史が古いため何かしらの意味がつけられていることが多いので気にしてみてください。
寿湯(ことぶきゆ)
次は、寿湯のご紹介です。
下谷の街の中にある銭湯で、1日に500人もの人がくる大人気の銭湯です。
昭和27年から開業しており、当時の銭湯文化を賑わせたそうです。
また、当時は家にお風呂がない家庭が多く、近くの銭湯に行くことが多かったため、浅草周辺には多くの銭湯が並んでいます。
銭湯の料金は都内であれば一律500円で入ることができるので、銭湯巡りしてみてもいいですね。
まとめ
今回は、かっぱ橋道具街周辺の観光地スポットをご紹介してきました。
なかなか渋い場所が多いですが、浅草から上野に歩いていく間にあるので寄り道しながらいけるのでおすすめです。
ちなみに、浅草から上野は大体20分ほどで着くので、体力に余裕がある人は歩いて行ってみるといいでしょう!